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季節の風景を撮る


春の若々しい新緑の緑、赤や黄色で彩られる秋、真っ白な雪に包まれる冬…。
自然は季節を通じて色とりどりに変化し、まったく違った姿を見せてくれる。
美しさはもちろん、力強ささえ感じられるそのシーンは、ぜひ写真に収めたい。
ここでは自分の目で見ている風景を、より良い写真で残すためのヒントを解説しよう。
縦か横、寄りか引き、露出など、撮り方によっても写真の見え方は違ってくるのだ。
[1.露出]
[2.縦位置・横位置]
[3.引き・寄り]
1. 露出
まず最初に2枚の写真を見比べてみよう。
 2枚の写真の露出の違いを見比べてみてほしい。左が少し暗く見えるのは、露出をオートにして撮影したもの。もう一方は、マニュアル露出で撮影したものだ。明らかに、右の方が適正な露出で撮影されているとは思わないだろうか。

 そもそも「露出が適正である」ということは、被写体にちょうどいい量の光が当たっている状態を指す。露出をオートにした場合、カメラが示す適正露出は、ファインダーの中に入っているすべての被写体の平均値であり、私たちが撮りたい被写体に対する適正露出ではないのである。したがって、メインの被写体に合わせて、自分で露出を調整できた方が、よりいい写真が撮れるというわけだ。
● POINT ●
人の肌を基準にすれば分かりやすい。
 人間の肌を基準に露出の話をしよう。普通の人の肌ならば、およそ1/3程度露出を上げる。逆に若干肌が黒い人の場合は、2/3程度絞ってあげた方がよいだろう。この場合も被写体がフレームの中で70%以上を占める場合の数値である。
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2. 縦位置・横位置
縦位置 横位置
 カメラを縦に構えるか、横に構えるか、非常に迷うところである。個人的には、横位置の写真は広がりに欠けているような気がする。もちろん、被写体によってそれは変わるのだが、縦位置の写真の方が、切り取られた空間の向こう側までを想像できるような気がする。もしかして、元々人間の目は横に見るようにできているから、縦位置の写真の方が新鮮に感じるのかもしれない。
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3. 引き・寄り
引き 寄り
 これも非常に悩むところではあるが、できるだけ被写体に寄って、ファインダーから余計なものを排除した方が仕上がりは良い。例えば、上の山菜の写真。できるだけ山菜に近づき、余分なものは一切入れなかった。写真は複数の要素を入れ込まない方がきれいに見える。
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[ 撮影例 ]
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