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夕方の風景を撮る


夕食を控えた夕方のキャンプ場はとても慌ただしい。
しかし少し手を止めてみれば、そこはシャッターチャンスの宝庫である。
当たり前のことだが、夕景を撮るのに、完全に暗くなってからでは遅い。
昼間の光と夜の光の混じり合うトワイライトをドラマチックに狙おう。
ちなみに「トワイライト」とは、ラテン語の
「ツバイ(「2つの」という意味)」から来ている言葉だ。

 黄色、黄金色、オレンジ色、ピンク色そして赤。キャンプシーズンの夕日は、さまざまな色彩を演出してくれる。中でも「赤」を強調してくれるものが被写体としてベストだ。
夕日の赤はオート露出で撮影する方が、きれいな写真になるから試してみて欲しい。
 例えば上の写真にある「ススキ」。半逆光の位置に立ち、ファインダーの中のススキと夕日の位置を確認しながらアングルを調整した。また、被写体(ここではススキ)のシルエットを強調した方が仕上がりはいい。完全にシルエットだけにしてしまってもいいくらいだ。
デジタルカメラの場合
デジタルカメラで撮影する場合、光源の種類を「晴天マーク」にすると赤色が強調されるので試してみよう。
注 意!
 フレームの中に直接太陽の光を入れ過ぎないことだ。露出がアンダーになったり、ハレーションが起きやすくなってしまうためだ。加減することをお忘れなく。
● POINT ●
写真の色温度を利用しよう。
 写真の色には色温度というものが存在する。単位はケルビン。フィルムの色の基準となっているのは、晴れた日の午後2時頃に見える色で、通常5500ケルビンだ。それを基準に他の色温度を決めている。したがってそれ以外の時間だと、景色が赤や青に変化してしまうということになる。それを逆に利用してみるのも手だ。

 人間の目は、いつも広範囲にものをとらえている。カメラに比べると、余分なものも常に見えているというわけだ。その視覚を、ファインダーをのぞくことで狭くしてあげよう。そして、撮りたいものを強調し、余分なものはファインダーの中から排除していく。絵画を描く場合、余計なものは描きながら排除できるけれども、写真はそうはいかない。でもそこが、写真の難しさであり、おもしろいところでもあるのだ。

[ 撮影例 ]
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