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デジタルカメラをアウトドアで使ってみよう



最近、デジタルカメラの進歩には目を見張るものがある。
従来とのアナログ写真とのクオリティの差はほとんどなくなってきた。
では、アウトドアで普通のカメラ(ここでは「フィルムを使うカメラ」)と
デジタルカメラを使う時に、何か特別な違いはあるのだろうか?
ここではデジタルカメラのメリット・デメリットなどから、
アウトドアでの有効性を考えていきたいと思う。
デジタルカメラのメリット
1. フィルムが不要だから現像代がかからず経済的。
2. 撮影後、その場で出来上がりを確認できる。
3. 感度を自由に変えることができ、条件に見合った設定が可能。
4. 色彩の調子を変えることができ、ある程度の条件が揃えば撮影可能。
デジタルカメラのデメリット
1. 逆光に弱く、写真が明るすぎたり、暗すぎたりすることがよくある。
デジタルカメラのメリット
1. フィルムが不要だから、現像代がかからず経済的
デジタルカメラの記録媒体はメディアだ。容量や写真データの大きさによって撮影できる枚数は変わる。
 デジタルカメラの場合「記録媒体がメディア」だから、当然、フィルムのように「現像」という工程が必要ない。したがって現像代はかからず、たくさん撮る人にとっては経済的に写真を楽しむことができる。シャッター・チャンスが数限りなく存在する、アウトドア・シーンでの撮影にはもってこいだ。
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2. 撮影後、その場で出来上がりを確認できる
 1)にも繋がってくるのだが、「現像〜プリント」という工程がないため、現像を待たなくても撮影したものをその場で見ることができる。「どこが良かったか」、「どこが悪かったか」などをすぐに振り返り、次の撮影に生かすことができる。
● POINT ●
「被写体との出会いは一回きり」
アウトドア・シーンには、シャッター・チャンスが数限りなく存在すると言ったが、相手が自然なだけに、同じシチュエーションに出会えることは少ないと考えた方が良い。昆虫や魚、風景など、自然で出会うあらゆるものは、当然、常に違う表情を見せるもの。撮り直しがきくといって安易に考えるのではなく、被写体との出会いは一回きりということを頭の中に置きながら撮影しよう。
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3. 感度を自由に変えることができ、条件に見合った設定が可能
感度を自由に変えられるということも大きな長所だ。フィルムだと撮影途中で今入っているフィルムの感度を変えることが出来ないが、デジタルならその場その場に見合った感度に途中からでも変更可能だ。明るいアウトドアから急に暗い室内に入っても心配ない。
フィルムは100、400など、感度によって種類が違う。あらゆる条件が考えられるアウトドア・シーンでは少々不便か。
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4. 色彩の調子を変えることができ、ある程度の条件が揃えば撮影可能
天気に左右されるアウトドア・シーンの撮影では、もちろん被写体自体の色もさまざまに変化する。「ホワイトバランス」という機能を使えば、問題なく普通の色で撮影することができる。
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 デジタルは良いことばかりだと思うが、もちろんデメリットも存在する。次はそれについて説明していこう。
デジタルカメラのデメリット
1. 逆光に弱く、写真が明るすぎたり、暗すぎたりすることがよくある
 デジタルカメラは、フィルムを使うカメラに比べると、階調表現に弱い。そのため明るい方に露出が引っ張られ、明るすぎたり、暗すぎたりすることがよくある。

 逆に、もちろんフィルムも逆光に弱いのだが、デジタルに比べて色表現の階調領域が広いからまだ写りが良いのだ。
● 解決法 ●
「補助光で光を補う」
「逆光」はそもそも光のバランスが非常に悪いので、あまりおすすめしていないことが多い。しかし心象的な表現を必要とする写真には、逆光は欠かせない撮影の条件となる。そんな時には「自動ストロボ」を使うことをおすすめする。今では、逆光をカメラ側で判断して発光してくれる便利な機能が付いているカメラが多いので、ぜひ使いこなしたい機能のひとつだ。
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 デジタルは良いことばかりに思われがちだが、上で説明したようにもちろん悪いこともある。出来上がりは確かに明るくきれいで、見た目にはそれで満足できるかもしれない。ただ、足りないものがあるのだ。それは人の気持ちを満たしてくれる「あじ」という心の部分。特にアウトドア・シーンでは、日なたがあり影があってこそ「表現」の領域に達することができるのではないかと私自身は思う。

 デジタルをひと言で言うと「浅い」という表現になる。具体的に言えば、「色の深み」が足らないのだ。(ここで言う「深み」とは「人の心の内側に潜む、人間としての趣」)デジタルカメラの低価格化や機能の進化で、誰でも簡単に撮影ができるようになり、こんなに良いことはないが、表現のうえで大事なものが欠如しているような気がする。

 しかし、使うのは撮影者である個人の自由。便利さを放っておく手はない。あくまで長所・短所を理解したうえで使えば、アウトドア・シーンにおけるデジタル写真の存在は大きい。大いに活用してみよう。
デジタルカメラについてより詳しく知りたい方はこちら
[デジタルカメラのシステム]

[プリントについて]
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