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走行後にすること

走行前にウォームアップをするように、走行後にはクールダウンをしておこう。
これによって疲れの残り具合は驚くほど変わってくる。ウォームアップに比べ、
クールダウンはおろそかにされがちだが、しっかりとやっておこう。

 
  クールダウン
  走行終了の十分前くらいから、ゆっくりとペダリングしてクールダウンモードに切り替えてもいい。走行後に散歩を数分間行うのも、立派なクールダウンになる。
 
 
● POINT ●
 
クールダウンのメカニズム
MTBのペダリング運動の多くは、有酸素(エアロビック)運動といわれるものだ。この運動をしている間は、肺から吸収された酸素が、赤血球と結び付き、毛細血管を通して、体の隅々まで運ばれる。しかし、その運動がある一定ラインを越え、酸素の供給が追い付かなくなると、無酸素運動という状態になる。その時、筋肉中のグリコーゲンという物質が燃やされ、乳酸という老廃物が生まれる。これが毛細血管中で血液の循環を鈍らせることになり、疲れの元となるのだ。
 走り終えて疲れた状態のままにしておくと、その乳酸はなかなか除去されない。これが筋肉痛の状態だ。放っておいても症状は和らぐが、時間がかかる。そこで、走行後にも軽い有酸素運動を続けて、血液中に酸素を送り込み、乳酸を除去する。これがクールダウンなのだ。
 

  ストレッチ
 

クールダウンにストレッチも有効。筋肉を収縮させることで、毛細血管にポンピング運動を促し、血流を活発にする効果がある。

ストレッチの方法へ

 


  入浴
 
運動後の入浴が気持ちいいのにはワケがある。体を温めることで毛細血管内の血液の循環が活発になり、乳酸などの老廃物をさかんに排出するからだ。ぬるめの湯にゆっくりとつかるのが最も効果的。ただし、過度の負荷で、筋肉が熱を持っている場合には、逆効果となる場合もある。

  アイシング
 
運動による負荷によって、筋肉が熱を持っている場合には、氷水を使って筋肉を冷やしてあげよう。ビニール袋に氷水を入れて患部に当て、20分ほど冷やす。最初の5分ほどは痛みを伴うが、アイシングを終えると疲れは驚くほど消えている。ただし、氷を直接肌に当てるのは凍傷の原因となるのでやめよう。

  セルフマッサージ
 
手の平や指を、筋肉に沿って末端から中枢へとさするように動かしても、カラダの疲労は取り除くことができる。毛細血管の末端にたまった老廃物を心臓に向かって送り出すようなイメージだ。他にも押したり、もみほぐしたりするのも効果的。風呂で石けんを泡立ててから行うのもよい。心地よい範囲で行なうのが基本だ。会話をしながらやテレビを見ながらでもできるので、気軽にやってみよう。。

これまで筋肉の話を中心にしてきたが、骨と筋肉をつなぐ腱などに痛みを感じる場合には特に注意が必要だ。専門医に相談してみよう。


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