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[ソフト・ハックル・タイプ]
(パートリッジ&グリーン)

| 柔軟なフェザーをハックルに巻いただけのシンプルなタイプ。「パートリッジ」「グラウス」など、そのフェザーによっていくつかのシリーズがあります。ボディカラー別に3〜5種のバリエーションがありますが、なぜか“オレンジ”が有名。創始は古く19世紀前半。そもそもはメイフライ・イマージャーや同スピナーを模したもの。ウエットの中では希な“イミテーション型”(パートリッジ・シリーズは違いますが)。アクションを加えるとハックルが水中では開閉しやすく、その様はカディス・ピューパ風といわれます。 |
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[フェザー・ウイング・タイプ]
(プロフェッサー)

| 柔らかめのボディ・フェザーをウイングにもつタイプ。マラードやウッドダックなどカモ科の鳥羽根が多用されます。柔軟ゆえ流れの抵抗を受けた際、動きはゆったりめ。19世紀前半にはすでにあり、写真のパターンはその当時の創始。スコットランドのとある大学教授が考案。名称の由来。世界的にたいへん有名なパターンで、わが国の湖などではモンカゲロウのイミテーションとして多用。米国に渡ってからボディカラーをグリーンにした「グリズリー・キング」なるバリエーションが誕生。こちらは明らかにトビケラ風です。 |
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[クイル・ウイング・タイプ]
(ロイヤル・コーチマン)

| 翼羽根や尾羽根など、やや硬めのクイルをウイングにもつタイプ。このタイプのルーツは500年以上前の創始時代。そもそもはメイフライ・ダンやストーンフライのイミテーション。当時、水面に浮かせようとしましたが(すなわちDRY指向)浮力剤もハックルもない時代ゆえ沈下。それが19世紀になって“WET FLY”に。ですからフライのルーツはウエット・フライではなくイミテーションフライ。派手目のパターンのほとんどは19世紀後半から今世紀初頭にかけて考案。写真のパターンは世界的に有名な名鉤です。
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[ボディ・ハックル・タイプ]
(ベルズ・スペックルド・セッジ)

| シャンク全体にハックルを巻いたタイプ。そもそもはアイルランドで考案された方式のようで、この地には、このタイプのパターンが多数あります。湖やリザーバー(ダム湖)などで浮かせてヨシ沈めてヨシという両用の使い方がなされています。これを英国などでは「ドライ・ウエット」と呼称。写真のパターンは鈴木寿氏考案。ヒゲナガをモチーフ。斬新&秀逸。ヒゲナガのハッチ時にボディハックル型がよく効くのは波紋を作りやすいため。日本のナチュラルをモデルにした創作ウエットが隆盛の機運。貴方もいかがで? |
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[マリード・ウイング・タイプ]
(パーマシェン・ベル)

| カラーの異なるフェザー片を複数接合する方法を“MARRIED”といいます。フェザーのファイバーは片側が“オス”、もう片側が“メス”になっていますので擦るようにして合わせると簡単に接合可能(ゆえに“結婚”)。カラフル度がより高揚。写真のパターンは米国メイン州の湖用に考案。単なるファンシィと思いがちですが実はイミテーション。その地の湖ではブルックトラウトの胸ビレがサーモン用の格好の餌。それをモチーフに巧みにフライ化。お見事。ズバリ“TROUT FIN”なるパターンもあります。
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[ハックルド・タイプ]
(オレンジ・ゴスリン)

| 「ウイングレス・ウエット」、つまりウイングのないタイプともいわれます。このタイプもパターン数はひじょうに多く、その一部はニンフ・フライとなっています。写真のパターンはアイルランドの名鉤。19世紀中頃に活躍したジェイムス・ローガンなる先達の考案。大型のメイフライを模したもので、このスタイルは“500年前の創始時代のテイストを最も色濃く反映”といわれています。使い方は上記ダンケルドで述べた「ドライ・ウエット」。ハックルの下側をカットしてスピナーパターンとしても使用されています。
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