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EQUIPMENT

 フライフィッシングは頻繁にキャスティングを繰り返す釣りです。また、フライラインを自在に操ったり、時には相当の長さのラインを投射したり、あるいは微妙なアタリ(魚信)を敏感に感知できる性能も求められます。そのため「軽量」「高弾性」などの条件が他の釣りのロッド以上に強く求められます。
 500年前のロッドは木製でした。その350年の後に竹製のロッドが登場し、さらにその90年後にグラスファイバー・ロッドが、そして、その30年後にカーボン・グラファイト・ロッドが開発されました。500年前や150年前どころか、60年前のアングラーでも、現在の高性能カーボン・ロッドを使ったなら、それこそ“ひっくりかえる”ほどに驚くでしょう。それほどに“進化”しました。ただし、「軽量」「高弾性」などの追求はロッド開発上の大きな命題ではあれ、必ずしも“絶対”ではありません。それが“証拠”に我々が100年以上前のバンブーロッドや50〜60年以上前のグラスファイバーロッドを振っても“ひっくりかえらない”どころか、今なお愛用している方も少なくないからです。竹製(バンブー)ロッドやグラスファイバー・ロッドには独特の“味わい”や“振り心地”があります。すなわち、そうした感性領域の要素も、ひじょうに重要となるわけです。   とはいえ、現在の主流はやはりカーボン・グラファイト・ロッド。繊細なものから、まさに高弾性のもの、短いものから長いものまで、デザインが自在という点は、この素材ならではのものです。そうした点もあり、カーボン・グラファイト・ロッドを中心に解説を進めていきます。なお、以降の呼称は「カーボン・ロッド」で統一します。

 
[基本知識]
  [アクション]
 


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