[カゲロウ]
フライフィッシングの象徴的な存在

「蜉蝣目(カゲロウ目)」の昆虫で日本には10科150種以上が生息しています(世界には23科2000種以上)。そのうちわが国のフライフィッシングで重要視されるのは20種ほどです。体長は4mm〜28mm。渓流から湖沼まで広く生息しますが、主要生息域は渓流です。羽化期は早春から晩秋まで。地域差はありますが最活性期は3月から6月ごろです。英名の“MAY-FLY”は「5月」にピークが訪れるから、といわれますが実は間違い。北半球ではピークは3月から6月。説明すると長くなりますので割愛。“正解”はこのウエブサイト内のどこかに記してありますのでご探索を。
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[トビケラ]
種類や個体数の多さではカゲロウを圧倒

「毛翅目(モウシ目)」の昆虫で日本には24科約300種が生息(世界には30科約1万種)。重要視されるのは10種前後。体長は5mm〜35mm超。一見すると体型や羽翅の雰囲気など蛾(鱗翅類)に似ていますが全くの別 種です。蛾の羽翅を覆うのは鱗粉。それに対しトビケラは微毛。毛翅目なる名称の由来です。羽化集中期は3月から7月ごろで暗くなってから活発化する傾向が大。英名にはカディスとセッジの2つがありますが、日米では前者が、英国や欧州では後者が一般的。厳密には総称がセッジで、カディスは幼虫時代にヤドカリのように筒状の巣を担いで暮らす種属を特定していいます。 |
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[カワゲラ]
小中型種が特に重要

「積翅目(セキシ目)」の昆虫で日本では現在のところ9科170種以上が確認(世界には16科2千種以上)。研究が遅れている昆虫で今後、種が倍増する可能性大。わが国のフライ界で重要視されるのは10種前後。体長は5mm〜35mm超。水質の汚濁に弱く、そのため河川の上流域に多く生息。その分、低水温に強く水温2℃で羽化する種属もいます。ちなみにカゲロウは8℃、トビケラは10℃は必要(といわれます)。羽化期は通年。初夏に集中羽化するミドリカワゲラが以前からの注目種でしたが、真冬でも羽化する種属(セッケイカワゲラやミジカオカワゲラなど)が最近注目されています。 |
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