フライフィッシング > 水生昆虫&餌生物学とフライ > イマージャー&ストラグラー

年間を通じて鱒が捕食する餌生物の7〜8割が水生昆虫かと思いますが、
そのうちの相当の割合いを占めているのが『羽化途中の個体』と『羽化に失敗した個体』。
前者を「イマージャー」、後者を「ストラグラー」といいます。
いずれも総称で、それぞれの状態や形状に応じて様々な呼称があります。
「スペント・イマージャー」「ショート・ウイング・イマージャー」「イマージング・ダン」、
「スティルボーン」「トラップド・ダン」「ドラウンド・ダン」などなど、
ざっと30ほどの呼称がありますが、そこまで細分化する必要も全てを覚える必要もありません。
『鱒の捕食率が極めて高い状態』という点を強く認識するだけで充分です。
羽化に完全に成功したダンやアダルトはむろん、
水底の石や岩周りに生息する幼虫よりも捕食率は高いはず。
なぜなら鱒にとって最も捕食しやすい状態だからです。イマージャー系フライはもちろん、
ドライやウエット、さらにはニンフフライなどが効くのは、
多くがイマージャーやストラグラーとして効いているためと断じても過言ではありません。
定義など曖昧にして複雑な点も多いものですが、それらを充分に踏まえたうえで解説しました。

[イマージャー]
[ストラグラー]


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