無印良品キャンプ場 外あそび
息抜きがアソビの基本 やっぱりスキーは楽しい! 関谷和仁◎無印良品津南キャンプ場 No.073
私にとっての外あそびとは何かを考えたときに、真先に思い浮ぶのは冬のアルペンスキーなのである。スキーを始めて約20年が経とうとしている。子どものときは近くにスキー場も無く、友人と近くの山に行きスキーを履きカニ歩きで一歩一歩、雪を踏み固め、息を切らしながら登っていき、登りきったら一気に下まで滑り降りる! 登るのは疲れるし楽しくもない。

しかし、滑り降りるときの爽快感はたまらない! あの爽快感があるからこそ、自分達だけのスキー場を作り、何度も何度も登っては滑りを繰り返せたのだろう。

今ではスキーと言えばスキー場だが、あの爽快感は今でも忘れてはいない。そしてスキーが上手くなりたくてスキー倶楽部に入り練習をした。コーチに基礎から教えてもらうとスキーの奥深さや楽しさがよりハッキリと分かるようになった。

そのコーチ(師匠)には未だに技術的に遠く及ばない。腰の使い方、膝の使い方、どれをとっても一回りも二回りも年の違うコーチに、技術的に劣ってしまっている。もう尊敬するしかない領域だ。
どうすればあの領域に達するのか? 指導してもらっているときに考えながら、目を皿にしてコーチの滑りを見ているが、未だに答えが見つからない……。
答え? そもそも答えがあるのかも分からない。最終的には練習しかないのかと考えをまとめて練習している。しかし、練習だけでは息が詰まるし楽しくないので、息抜きをしながら技術を磨いている。

自然にできたジャンプ台をジャンプしてエアトリックを決める。
実は、長野オリンピックの時にモーグルを見て「俺にもできるかも!」などと簡単に考えやり始めたが、教えてくれるコーチは身近に居るはずも無く、独学で友人達とひたすらエアトリックの練習をした。
コザック、バックスクラッチャーと、さすがに縦回転は恐怖心に負けてできなかったが……。

これがやり始めたときは面白くて、基礎スキーの練習そっちのけでジャンプしていた。やっぱりスキーは楽しくなくちゃ!! なんて思いながら。これがコーチの技術に今でも追いつけない原因なのかもしれない。

もう一つの息抜き方法は、林間コースをゆったりと景色を見ながら滑る。このゆったり感がたまらなく好きなのだ。曲がったりしないでコースの斜度に任せてまっすぐ景色を見ながら滑り、友人達と談笑する、これが癒しの空間に変わる瞬間。

そんな私にも今では子どもができ、そろそろスキーを教えたいと思っている。幸いな事に、私の子どもは雪遊びや屋外で遊ぶことが好きなので、自然とスキーの楽しさに気づいてくれるだろう。

私がコーチになるとしても教えるにしても、強制的にやらせてしまうと、子どもは「二度とやりたくない!」と思ってしまうかもしれない。
遊びながら、楽しみながら教えていくことにしよう。そしていつの日か私の技術を追い抜いてくれたら嬉しい。


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関谷和仁
1978年生まれ。長野県出身。
専門学校卒業後、設計事務所勤務を経て、現在は無印良品津南キャンプ場のスタッフとして忙しい日々を過ごす。
冬になるとスキー片手に活発に活動中! 今は息子にスキーを教えて休日を楽しく過ごしています。シーズンも終盤戦、息子の特訓はまだまだ、つづく。