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昨年の初冬。ひょんなことから1987年にユーミンの曲とともに大ブレイクした映画「私をスキーに連れてって」を観た。
「メリット5。現在地をどうぞ。(昔はみんな無線機ですよね)」、「バーン!!(指で作ったピストルで原田知世が打つんですよ、やられます)」、「ターンの時ね、内足持ち上げて引きつけてるだろ?」、「所詮4駆の敵じゃないよね。(TOYOTA「セリカGTfour」カッコ良かったなぁ)」、「内足の癖、直せって言っただろ」、「乗りかかった船だ、ナイターもう一本行くか」。
あの頃、一世を風靡した名セリフが次々と飛び出し、ぐいぐいスクリーンに引き込まれる。ストーリーは単純でベタだが、昔も今もスキーヤーのバイブルと言っても過言ではないはずだ。
スノーボードを始めて10年。映画を観た後、これまでスキーの魅力なんてこれっぽっちも感じなかった私は思わず・・・。「今年から、スキーだな!!」。
そうと決まればさっそく道具を揃えよう。どうせならいろいろな遊び方ができるものにしたい。さまざまなスタイルの中から選んだのは、「テレマークスキー」。クロスカントリースキーと同じように踵は板に固定せず、斜面を下るために足を前後に開く独特な「テレマークターン」を繰り返しながら滑るあれだ。
道具を揃え、いざ出陣!! 豪雪の中に埋もれた無印良品津南キャンプ場を確認する、いささか初心者としては強行な任務にキャンプ場スタッフと共に出発した。
津南キャンプ場近隣スキー場のリフトで頂上まで登り、尾根つたいにキャンプ場まで長く苦しい登り坂。昨晩降った新雪が初心者の私の足に重く絡まりなかなか進めない。「ゼイゼイ、はぁはぁ」。この時ばかりは日頃の運動不足を何度も反省する。センターハウスに着いた頃には、足はパンパン、汗びっしょり。
雪の重みや雪解けの勢いによる建物への破損などが無いかを確認し、いよいよ待望の下りだ。
「ヤッホー!!」。真っ白で誰にも踏み荒らされていない雪原(秋にはおいしいお米が取れる田んぼ)を思いっきり滑り下りる。これぞ最高に贅沢な冬の外あそびだ。のぼりの苦労が頭から消えかけたと思いきや、「ドスッ」。あまりの雪原の白さに段差が分からず、そのまま窪みへまっ逆さま。やっぱり自然は、甘くない。
当然初心者の私は、急斜面を滑り下りる技術も勇気も持っていない。ケツ(尻)スキーを駆使し、なんとか麓まで下りることができた。
初めてのテレマークスキー。
上達の鍵は内足の使い方。。。

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| (株)良品計画キャンプ担当所属。無印良品キャンプ場の企画・開発・運営および各種アウトドアイベントの企画営業を主に担当している。シーズンを問わず津南、南乗鞍、嬬恋と3つのキャンプ場に出没中。 |
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